ナッツハウス、五人で店に飾る飾りを製作中。

数日掛けて作成した大作だったのですが、



ミルクとのぞみのおっかけっこのせいで全て水の泡に、




これまでの苦労が無に帰し、呆然とする四人。



そして、これから起こることを暗示するかのように離れて転がっていく五色のビーズ。



ミルクは自分は悪くないと罪逃れ。どう考えてもミルクにも責任はある。

そして狂いだす五人の歯車…。



「のぞみ、だから気をつけてっていったのに!!」



「だってミルクが…。」



「人のせいにするんじゃないの!!」



「そんなきつい言い方しなくてもいいじゃないですか…。」

「きつい?どこが?」

「そんな頭ごなしに…、のぞみさんが可愛そうです。」



「ガツンと言わないと反省しないでしょ?」



「まぁまぁ、のぞみさんもわざとやったんじゃないんだし。」



「そうそう…。」



「みんなの作業を台無しにしたのに、その態度はないんじゃなくって?」

「もういいじゃないですか…。こまちさんもそう思うでしょう?」

「そうね…。うららさんの意見も一理あるけど…。かれんやりんさんの意見も分かるし…。」

「どっちつかずの態度はその人の為にならないわ。こまちは甘いのよ。」



「優柔不断なの。」



「かれん…、そんなふうに思ってたの?」



「ち…違うの…今のは…。」



「そんなことより…!」



「そんな事とは何よ!!」



「みんな…。そう興奮しないで…。」



「何言ってんの!?元はといえばのぞみが悪いんでしょうが!!」



「だからりんさん!そういう言い方…。」

その後ナッツによってその場は収まったものの、



ギクシャクし始めた五人。



そしてその頃



後が無いギリンマ、



渡されたのは黒い紙、



そしてカワリーノが手にするのは五枚の仮面。



そして翌日、昼食を一人でとるのぞみ、



こういうときに限ってうまいこと予定が重なり、孤独なのぞみ。






ココに励まされ若干元気を取り戻すのぞみ。



「みんなと仲直り頑張るぞ、けって〜い!!」


そしてその日の放課後、




やはり昨日のことを引きずっているかれんとこまち。




二人の間にもさびしい間隔が、



そんな時現れたギリンマ、



すぐさま変身する二人、



それに対し、自ら仮面を被るギリンマ。



そしていつもより巨大化且つ凶暴化。



いつもとは違う迫力にたじろぐ二人。




そして強大化したギリンマに必殺技を出す間も無く敗北し、アクアとミントはカワリーノに捕らわれてしまう。


そしてその直後、



そしてかれんの目が覚めるとそこは生徒会室、




悩みを相談する友達もいない、一人ぼっちと言われ反論するかれん、




しかし、その前に現れたのはもう一人のかれん。


一方、こまちが目を覚ましたのは花畑の中。



そして現れる小さなキャラクター







それはこまちは幼い頃に初めて書いた物語の世界とそのキャラクター





そしてそのままキャラクターの波の中に埋もれていくこまち。

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